自然豊かな淡河にある神戸唯一の道の駅。その一角に、休日のお昼時には行列ができる「そば処 淡竹」があります。地元産のそばの実を使った十割そばが人気のお店です。
淡河地域はそばへの転作が奨励され、このそばを使って地域活性化に貢献したいと思いJAに掛け合い、道の駅内でおふくろの味をコンセプトとしたそば処をオープンしました。起業時のメンバーが5万円ずつ出資するなど、資金を工面してのスタートでした。
店の特徴は、そばや野菜など、食材は全て淡河で採れた新鮮なものを使っています。兵庫県のCB離陸応援事業の補助金をいただいたので、粉挽き用の石臼などの機械を購入し、そば磨き・石ぬき・脱皮・粉挽きなど全ての工程が地元でできるようになりました。休日には400〜500食が出ています。
今後の展望は、何よりも、もっともっと淡河を知っていただきたい。地元の食を通じた活動以外に、淡河の伝統や歴史を知るツアーなども、この食堂を拠点としてできればと思っています。
住所:神戸市北区淡河町淡河字弘法垣643-1
Tel:078-959-1665
http://www.kkr.mlit.go.jp/road/michi_no_eki/contents/eki/h26_ogo/