2007年6月、尼崎市の立花駅近くに、ノーマライゼイションを理念とする高齢者在宅介護センター「ケアセンターカモミール」が誕生しました。
代表理事の永石知恵子さん(59歳)は数年前から高齢者施設で働いていましたが、「もっと利用者の個性にあったぬくもりのある介護がしたい」と退社し、4人の仲間とともにカモミールをオープンさせました。
事業の内容は、介護保険適用のホームヘルプサービスが主ですが、介護保険ではカバーできないサービスも提供するため、身体介護や生活支援等の枠外事業も行っています。その枠外事業の中で、目下計画中なのが、「安心コール」。21~23時の時間帯に、独居高齢者の方の自宅へ毎晩電話をし、安否を確認するというサービスです。
「カモミールという花は、甘い香りとともに太古の昔から薬草として人々の心を癒してきました。そして一方では、こぼれ種をベースにどーんと根付くたくましさも兼ね備えています。そんな団体になれたらいいな」とおっしゃる永石さん。今後の展開が楽しみです。
住所:尼崎市立花町2丁目15-3-106
Tel:06-4961-7250