【趣旨】
「罪に問われた障がい者」の取調べや、裁判、罪を償う矯正やその後の社会復帰という刑事司法の分野については、これまでは「特殊な人たち」の世界と考えられ、あまり光が当てられてきませんでした。しかし、実際には、受刑者の4 分の1 に知的障がいの疑いがあること、社会に受け入れられるすべを知らず犯罪を繰り返し刑務所への出入りを繰り返す「累犯障がい者」が数多くいること、コミュニケーション能力に障がいがあるため十分な取調べや裁判を受けられない人たちが多くいること、が分かってきました。
村木厚子さんは「郵便不正冤罪事件」で164 日間勾留された体験から、こうした方たちへの支援の必要性を痛感し、国家賠償金を社会福祉法人 南高愛隣会へ寄付し、これを基に「共生社会を創る愛の基金」は立ち上げられました。
【対象団体】
ボランティア団体やNPO 等(「親の会」のような法人ではない集まりも含む)
【対象活動】
ボランティア団体やNPO等(「親の会」のような法人ではない集まりも含む)による「罪に問われた障がい者」を支援するための草の根活動
【対象事業】
「共生社会を創る愛の基金」は、「障がい者にとっての適正な刑事司法プロセスを保障し、社会復帰を進める仕組み」を確立し、「すべての人が年齢や性別、障がいの有無にかかわりなく、地域で一緒に暮らしたり働いていける『共生社会』」を実現するために、以下の三つの事業を中心に実施します。
(1) 「罪に問われた障がい者」の支援に関する 調査研究事業
(2) 「罪に問われた障がい者」を支援する先駆的な取り組みや調査研究への助成事業
(3) シンポジウムの開催、書籍の発行等を通じた広報・啓発活動
※詳しくはホームページをご確認ください。
金額 |
1件あたりの上限額: 200,000円 |
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URL |