【趣旨】
当法人は、今まで科学技術の助成を行ってきましたが、本年より、芸術関係に対する助成を新たに加えました。
芸術の中でも、社会の中でアートとアーティストの果たす役割を重視したいと思います。それは多様な価値観や人間的な精神生活を育て未来につなぐために必要なことをアーティストが気づかせてくれるからです。彼らのつくり出すアートはさまざまな形や見え方で社会に現れ、人びとの意識を揺さぶり、変化を促します。アートを見て、元気が出た、心が洗われた、などの率直な言葉が出るとき、私たちはアートが「精神と心の活性化」に働きかけていることを知ることができます。
アートの分野は色々ありますが、当法人は、現代美術を対象として助成を実施します。それは現代という時代に生きるアーティスト、それを反映するアートが「精神と心の活性化」の観点から、今を共有する我々自身にとって意義深いものだと考えるからです。
アートの制作、調査研究、アーティストを支える活動、医療へのアートの適用など現在の社会におけるアートへの取り組みを支える助成を、現代美術という分野に焦点をあてて実施します。
【対象団体】
現代美術の作品制作、発表・展示、調査・研究又は現代美術を活用した諸活動に従事する個人又は団体。
申請者は、個人の場合は、日本国籍を有する者又は日本に活動の基盤を置く外国籍の者。団体の場合は、日本の美術館・博物館もしくはその他の非営利団体。なお1申請者あるいは1団体から、下記a、b、c、dの助成のうち1件の申請に限ります。
【対象活動】
現代美術に関する諸活動(下記にリスト)の提案に対して助成を行います。
a:制作助成
b:発表・展示助成
c:調査・研究助成
d:現代美術を活用した諸活動の助成
なお、b:発表・展示助成、c:調査・研究助成、d:現代美術を活用した諸活動の助成の対象は原則として1950年以降の作品とします。また、b:発表・展示助成、d:現代美術を活用した活動の助成は、国内での実施に限ります。
【助成金総額】 13,000,000円
【助成対象期間】2016年4月~2017年3月あるいは2016年4月~2018年3月
※詳しくはホームページをご確認ください。
金額 |
1件あたりの上限額: 3,000,000円 |
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