1.住民参加型まちづくりファンド支援業務とは
◇住民参加型まちづくりファンド支援業務(通常型)について◇
・住民等が行う景観形成、地域振興などのまちづくりを目的とした個々の事業に対して助成や出資を行う「まちづくりファンド」に対し、(一財)民間都市開発推進機構(略称「MINTO 機構」)が資金拠出による支援を行い、住民等が主体となったまちづくりの推進を図る業務です。
・まちづくりファンドは、地方公共団体、住民・企業等、MINTO 機構の3者の資金拠出により組成され、まちづくり事業に助成、出資をする主体となります。
◇住民参加型まちづくりファンド支援業務(クラウドファンディング活用型)について◇
・クラウドファンディングを活用した先進的なまちづくりを推進するため、平成27年度より「クラウドファンディング活用型」の住民参加型まちづくりファンド支援業務を制度化いたしました。
・「クラウドファンディング活用型」においては、クラウドファンディングにより直接個人等から資金提供を受けるまちづくり事業を助成・出資の対象とします。
・「クラウドファンディング活用型」においては地方公共団体、MINTO機構の2者の資金拠出によりまちづくりファンドが組成されます。
2.支援の対象となるまちづくりファンドの要件
まちづくりファンドは、次の①~③の全ての要件を満たす必要があります。
① 次に該当するもののうち、地域住民等によるまちづくり事業への助成※1 又は指定
まちづくり会社※2若しくは復興まちづくり会社※3への出資※4を行うもの。
・ 地方公共団体が設置する基金
・ 公益法人(公益財団法人又は公益社団法人)
・ 公益信託
・ 市町村長が指定する NPO 等の非営利法人※5
・ 指定まちづくり会社※2
・ 復興まちづくり会社※3
② 地方公共団体から当該まちづくりファンドに資金拠出が行われていること。
③ 住民・企業等から当該まちづくりファンドに資金拠出が既に行われ、又は、今後行われることが見込まれること。
なお、MINTO 機構からの資金拠出時には、①~③の全ての要件を満たす必要がありますが、応募される時点では、要件を満たしていなくても構いません。
「クラウドファンディング活用型」については、上記①②の要件を満たす必要はありますが、③は不要です。
3.支援内容
「通常型」の場合、MINTO 機構の拠出金額の限度は、次の①~③のうち最も少ない金額となります。
① 原則として 2,000 万円。ただし、まちづくりファンドの規模、助成の対象等を考慮し、必要と認められる場合には、5,000 万円
② 当該まちづくりファンドに対する地方公共団体の拠出金額
③ 当該まちづくりファンドの総資産額(MINTO 機構拠出分を含む)の1/3
「クラウドファンディング活用型」の場合、MINTO 機構の拠出金額の限度は、上記にかかわらず次の①~③のうち最も少ない金額となります。
① 原則として 2,000 万円。ただし、まちづくりファンドの規模、助成の対象等を考慮し、必要と認められる場合には、最大1億円
② 当該まちづくりファンドに対する地方公共団体の拠出金額
③ 当該まちづくりファンド総資産額(MINTO 機構拠出分を含む)の1/2
まちづくりファンドは、次の①~③の全ての要件を満たす必要があります。
① 次に該当するもののうち、地域住民等によるまちづくり事業への助成※1 又は指定
まちづくり会社※2若しくは復興まちづくり会社※3への出資※4を行うもの。
・ 地方公共団体が設置する基金
・ 公益法人(公益財団法人又は公益社団法人)
・ 公益信託
・ 市町村長が指定する NPO 等の非営利法人※5
・ 指定まちづくり会社※2
・ 復興まちづくり会社※3
② 地方公共団体から当該まちづくりファンドに資金拠出が行われていること。
③ 住民・企業等から当該まちづくりファンドに資金拠出が既に行われ、又は、今後行われることが見込まれること。
金額 |
1件あたりの上限額: 20,000,000円 |
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URL |