1.基金の趣旨
現在、さまざまな生活課題を抱え、支援を必要としている人々が増加しています。社会的孤立や生活困窮の状態にある人々への支援、認知症高齢者や障がい児・者への生活支援、児童虐待防止などは喫緊の課題であり、公的制度やサービスの充実とともに、住民による支え合いをはじめ、ボランティア・NPO団体等による多様な事業や、地域のさまざまな団体間によるプラットフォームを形成し、連携した活動が期待されています。地域によっては、民間社会福祉事業者や団体等により先駆的な取り組みが進められていますが、活動の継続や広がりを図るためには資金面での支援が必要です。一方、近年、社会的要請に応えようとする企業、団体や個人の社会貢献意識が高まっています。そこで中央共同募金会では、共同募金運動70年を迎えた昨年度、企業、団体や個人の方々の寄付意識を受けとめ、「広く」「長く」「強く」支援をつないでいくしくみとして「赤い羽根福祉基金」を創設いたしました。基金は、公的制度やサービスでは対応できない分野において、社会課題の解決のための新たな活動やしくみを構築し、誰もが支え・支えられる地域づくりをめざすものです。
2.助成対象事業
下記の部門より幅広く募集
(1)子ども家庭支援部門
(2)高齢者支援部門
(3)障がい児・者支援部門
(4)災害関連部門
(5)地域福祉部門
各部門につき下記の事業・活動に対して助成
Ⅰ.支援事業・活動
Ⅱ.活動の基盤づくり、ネットワークづくり
Ⅲ.調査・研究事業
3.対象期間
同⼀事業の実施期間は単年度から最⼤3か年
(ただし平成28年度は10月1⽇〜平成29年3月31⽇)
4.助成額
各事業・活動に対して年間上限額1,000万円
金額 |
1件あたりの上限額: 10,000,000円 |
---|---|
URL |